家族に合わせた備え
高齢者・持病・食物アレルギーがある家族の備え
高齢の家族や、持病のある人、食物アレルギーのある人に必要なものは、一般的な支援物資ではまかなえないことがあります。農林水産省の「要配慮者のための災害時に備えた食品ストックガイド」でも、それぞれに合った食品を家庭で備えておくようすすめています。
高齢の家族
- かむ力・飲み込む力に合った食品:おかゆ、やわらかいレトルト食品、介護食など。介護食は、かたさの目安が「ユニバーサルデザインフード」の区分で表示されているものもあります。
- 水分をとりやすくする工夫:トイレを気にして水分を控えると、脱水の原因になります。携帯トイレを十分に備えて、安心して水分をとれるようにします。とろみ剤を使っている人は、その備えも。
- 入れ歯・補聴器・メガネ:入れ歯の洗浄剤とケース、補聴器の電池、予備のメガネ。
- 大人用おむつ・尿とりパッド:使っている人は、多めに。
- 杖や歩行の補助具:避難のときに持ち出せるよう、すぐ手が届く場所に。
持病のある人
- 薬は数日分を多めに:災害時は、病院や薬局がすぐに開かないことがあります。主治医や薬剤師に相談して、手元に少し多めに置いておきます。
- お薬手帳(またはそのコピー):避難先で薬を出してもらうときに、飲んでいる薬がすぐ伝わります。スマートフォンで写真を撮っておくのも手です。
- 食事に制限がある場合:塩分、糖分、たんぱく質などに制限がある人は、一般的な非常食では合わないことがあります。どんな食品を備えればいいか、主治医や管理栄養士に相談しておきます。
食物アレルギーのある人
- アレルギーに対応した非常食:特定原材料を使っていないアルファ米やレトルト食品など、アレルギーに対応した非常食もあります。支援物資で対応品が届くとは限らないので、必ず家庭で備えます。
- 原材料表示を確かめる:同じ商品でも、リニューアルで原材料が変わることがあります。買い足すときに確かめます。
- アレルギーを伝えるもの:避難所でまわりの人にアレルギーがあることを伝えられるよう、アレルギーの内容を書いたカードなどを用意しておきます。