はじめに知っておくこと

海外通販で困ったとき届かない・違う物が届いた・偽サイト・返品

海外通販は、国内の通販より届くまでの道のりが長く、トラブルがあったときのやりとりも英語になります。よくあるトラブルと、まずやることをまとめます。

買う前にできること

トラブルの多くは、買う前に少し確かめるだけで防げます。

  • お店のURLを確かめる:検索広告やSNSの広告から入ると、公式によく似た偽サイトのことがあります。ブランドの公式サイトは、ブックマークや公式アプリから開きます。
  • 相場より極端に安くないか:ブランド品が7割引、8割引になっているのは、偽サイトや偽物を疑います。
  • 支払い方法:銀行振込だけ、個人名義の口座への振込は避けます。カードや PayPal なら、あとで相談できる手段が残ります。
  • 返品の条件(Return Policy):海外からの返品を受け付けるか、送料はだれが払うかを確かめておきます。
  • 注文の記録を残す:注文確認のメール、商品ページの画面、支払いの記録は、届くまで消さずにとっておきます。

荷物が届かない

  1. 追跡番号で今どこにあるか確かめる:お店の発送メールや、海外転送サービスの管理画面にある追跡番号を、配送会社のサイトで調べます。日本に着いてからは、日本郵便やヤマト運輸、佐川急便の番号に変わることがあります。
  2. 安い配送方法は、途中で追跡が止まることがある:日本に着いてからの情報が出ないこともあります。予定の日数を過ぎるまでは少し待ちます。
  3. お店(または転送サービス)に連絡する:予定を大きく過ぎても届かないときは、注文番号と追跡番号を書いて問い合わせます。保険をかけていれば、紛失の補償を申請できます。

税関で止まったとき

税関や配送会社から、書類の提出や、輸入できない品物についての連絡(「通関手続きのお知らせ」など)が届くことがあります。数量の超過や規制品のときは、手続きをするか、品物を放棄・返送するかを選びます。期限があるので、早めに連絡します。

何が止められやすいかは「個人輸入できないもの・量に決まりがあるもの」にまとめています。

「関税の支払い」「再配達」の偽SMSに注意

配送会社や税関を名乗って、「関税が未払いです」「住所の確認が必要です」とリンクを送ってくるSMSやメールがあります。リンクを開いてカード番号を入れてしまう被害が続いています。

本物かどうかは、届いたリンクではなく、配送会社の公式サイトやアプリに、自分で追跡番号を入れて確かめます。

違う物・壊れた物が届いた

  1. すぐに写真を撮る:箱の外側、伝票、中身、壊れたところを撮ります。箱や緩衝材も、解決するまで捨てません。
  2. お店に連絡する:注文番号と写真をつけて、何が違うのか(Wrong item / Damaged item)を短い英語で書きます。翻訳サイトを使ってかまいません。
  3. 返金や交換の方法を確かめる:海外からの返品は送料が高いので、「返品しなくてよいので返金する」と言われることもあります。

海外転送サービスを使うときは、倉庫に届いた時点で中身の写真を撮ってもらうオプション(有料のことが多い)を使うと、お店から違う物が届いたのか、配送中に壊れたのかがわかりやすくなります。

お店が対応してくれないとき

カード会社・PayPal に相談する

  • クレジットカード:届かない、説明と違う、二重に請求された、といったときは、カード会社に相談します。お店とのやりとりの記録があると話が早いです。
  • PayPal:PayPal で払った買い物は、「PayPal 買い手保護制度」で、届かない・説明と大きく違う場合に返金を申請できることがあります。申請には期限があります。

越境消費者センター(CCJ)に相談する

国民生活センターの「越境消費者センター(CCJ)」は、海外のお店とのトラブルの相談を受け付けている窓口です。ウェブのフォームから相談でき、必要に応じて海外の協力機関を通じて、お店に連絡してくれることがあります。

国内の窓口に電話で相談したいときは、消費者ホットライン「188(いやや)」で、近くの消費生活センターにつながります。

偽サイトで買ってしまったかもしれないとき

  1. カード会社に連絡して、カードを止めてもらう(不正に使われていないかも確かめる)
  2. お店とのやりとり、支払いの記録、サイトの画面を保存する
  3. 消費者ホットライン(188)や、警察の相談窓口(#9110)に相談する

偽物が届いたときは、「偽ブランド品は、個人で使う分でも没収される」もあわせて読んでください。

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