持ち出しと避難生活
停電への備え明かり・スマートフォンの電源・冷蔵庫・通電火災
大きな災害では、電気が止まることがあります。2018年の北海道胆振東部地震では、北海道のほぼ全域が停電しました。夜の暗さ、スマートフォンの電池切れ、冷蔵庫の中身、冬なら暖房。停電で困ることを先に考えておくと、何を備えればいいかが見えてきます。
明かり
部屋全体を照らすランタン + 両手が空くヘッドライト + 懐中電灯
- LEDランタン:部屋全体を照らせます。家族が集まる部屋に1つ。
- ヘッドライト:両手が空くので、夜の移動や片付け、料理のときに便利です。
- 懐中電灯:家族それぞれの枕元に1つずつあると、夜中に停電しても慌てません。
ろうそくは、地震の揺れや余震で倒れると火事の原因になります。明かりは、LEDのライトを中心に備えましょう。
スマートフォンの電源
スマートフォンは、家族との連絡、災害情報の確認、明かりにもなる大事な道具です。
- モバイルバッテリー:普段から満充電にしておきます。容量の大きいものほど、何回も充電できます。
- ポータブル電源:大容量の充電池。スマートフォンを何十回も充電できるほか、扇風機や電気毛布などの家電も、消費電力によっては使えます。
- ソーラー充電:停電が長引いたときに、日中に充電できます。
- 乾電池式の充電器:乾電池があれば充電できます。
停電中は、画面を暗くする、省電力モードにする、使わないアプリを閉じるなどして、電池を長持ちさせます。
乾電池
ライトやラジオで使う乾電池は、サイズ(単1〜単4)をできるだけそろえておくと、使い回しができて便利です。乾電池には使用推奨期限があるので、ときどき確かめて入れ替えます。
冷蔵庫
- 扉をできるだけ開けない:開けるたびに冷気が逃げます。
- 冷蔵庫の中のものから食べる:農林水産省のガイドでも、災害時はまず冷蔵庫の食品から食べ、次にストックの食品を食べるようすすめています。
- 保冷剤やペットボトルの水を凍らせておく:停電したときに冷蔵室へ移せば、保冷の助けになります。
通電火災を防ぐ
停電から電気が戻ったときに、倒れた電気ストーブや傷んだコードから火が出ることがあります。これを通電火災といいます。
- 避難するなど家を離れるときは、ブレーカーを落とします。
- 電気が戻ったら、家電やコードに異常がないか確かめてから使います。
あわせて備えたいもの
LEDランタン
電池式、充電式、手回し・ソーラー式など。電池式なら、家にある乾電池と同じサイズのものを。
おすすめLEDランタン(USB・手回し・ソーラー・乾電池の4電源)ヘッドライト
両手が空いて、夜の作業が楽になります。
おすすめN-FORCE 軽量LEDヘッドライトモバイルバッテリー
家族の人数分あると安心です。
ポータブル電源
容量(Wh)が大きいほど長く使えますが、そのぶん重く高価になります。使いたい家電の消費電力から選びます。
おすすめJackery ポータブル電源 500 New(512Wh・リン酸鉄)ソーラー充電器
停電が長引いたときに。
乾電池
使う機器に合わせたサイズを。
手回し充電ラジオ
ラジオ、ライト、スマートフォンの充電が1台でできるものもあります。
おすすめ多機能防災ラジオ(手回し・ソーラー充電、モバイルバッテリー機能つき)
寒い時期の停電は、命にかかわることもあります。暖房の備えは「冬の災害・寒さ対策」で紹介しています。