持ち出しと避難生活
カセットコンロとボンベの備えボンベは1人1週間で約6本
電気やガスが止まっても、熱源があれば、お湯を沸かしたり食べものを温めたりできます。レトルト食品、カップ麺、フリーズドライのスープ、パスタなど、食べられるものの幅がぐっと広がります。温かい食事は体を温め、不安な気持ちもやわらげてくれます。
ライフラインの中で、復旧にいちばん時間がかかるのはガスだといわれます。オール電化の家でも、停電に備えてカセットコンロを用意しておくと安心です。
ボンベの本数の目安
1人1週間で、カセットボンベ約6本
農林水産省の「災害時に備えた食品ストックガイド」による目安です。家族4人で1週間なら、約24本になります。
| 家族 | 3日分 | 1週間分 |
|---|---|---|
| 1人 | 3本 | 6本 |
| 2人 | 6本 | 12本 |
| 3人 | 8本 | 18本 |
| 4人 | 11本 | 24本 |
3日分は、1週間分の本数から日割りして切り上げた目安です。
使用期限に注意
- カセットボンベ:製造から約7年
- カセットコンロ:製造から約10年
ボンベの缶の底や側面に、製造年月などが書いてあります。古いものから普段の鍋料理などで使い、使った分を買い足せば、期限切れを防げます。
安全に使うために
カセットコンロは手軽な分、使い方をまちがえると事故につながります。説明書を読み、次の点に気をつけます。
- ボンベを温めない:コンロを2台並べて使う、コンロより大きな鉄板や鍋を使う、ストーブの近くで使うといったことは、ボンベが熱くなって破裂する危険があります。
- ボンベを正しくはめる:切り欠きの位置を合わせて、しっかりはめます。
- 換気をする:室内で使うときは、窓を少し開けて換気します。
- 余震が落ち着いてから使う:大きな揺れが続く間は、火を使わないようにします。
- 寒いと火力が落ちる:気温が低いとボンベのガスが気化しにくくなり、火が弱くなります。冬用(寒冷地用)のボンベもあります。
収納のしかた
- コンロとボンベは同じ場所にしまっておきます。
- 落ちてきてけがをしないよう、低い位置の棚に。
- 直射日光が当たる場所、高温になる場所(車の中、ストーブのそばなど)には置きません。
- コンロは箱ごと立てて収納すると、場所をとりません。
あわせて備えたいもの
カセットコンロ
風に強いタイプや、持ち運びしやすい小型のものもあります。
おすすめイワタニ カセットフー スーパー達人スリムカセットボンベ
1人1週間で約6本。まとめ買いすると手ごろです。
おすすめイワタニ カセットガス 3本パック(CB-250-OR)鍋・やかん
お湯を沸かしたり、パッククッキングをしたりするのに。
発熱剤つきの非常食
火も電気も使わずに温められる非常食のセットもあります。
家族の人数と日数から必要な本数を出すときは「備蓄量の計算機」が使えます。火を使わない料理の工夫は「備蓄食の選び方」でも紹介しています。