海外転送サービスの「Shipito シッピトゥ」
海外の通販サイトを利用したい時、「International Shipping」の欄に「Japan」の記載がなければ、商品を直接日本へ発送できません。
そのような時に利用したいサービスが、海外転送サービス。
海外の住所を取得し、購入した商品を海外の倉庫経由で日本の住所に発送できます。
今回は、海外転送サービスのShipito(シッピトゥ)を実際に利用してみたのでご紹介します。
Shipitoの特徴
- サイトが日本語対応
- 倉庫が3拠点(アメリカ2箇所、オーストリア1箇所)
- 送料が分かりやすい
サイトが日本語対応
Shipitoは「お問い合わせについては英語対応」であるものの、「サイトそのものは日本語に対応」しています。
荷物が倉庫に到着した後の手続きにおいて、入力画面から決済画面まで日本語で表示されます。
非常に分かりやすいです。
倉庫が3拠点(アメリカ2箇所、オーストリア1箇所)
Shipitoの倉庫は、世界に3拠点あります。
- カリフォルニア州(アメリカ)
- オレゴン州(アメリカ)
- ラステンフェルト(オーストリア)
カリフォルニア州の倉庫は州税がかかるものの、ロサンゼルス空港に近いため日本へ最速で届きます。
オレゴン州の倉庫は州税がゼロ(免税)。
ただし、有料メンバーシップに登録した場合のみ選択可。
オーストリア・ラステンフェルトの倉庫は、ヨーロッパからの発送に便利です。
送料が分かりやすい
Shipitoの送料は「重量」と「荷物の寸法(LWH=長さ、幅、高さ)」で決まります。
同様のお買い物を継続して利用する場合、「前回の記録(データ)を目安に送料を把握しやすい」点はメリットです。
Shipitoの料金システムは2種類
Shipitoの料金システムは2種類。
- 無料プラン
- 有料メンバーシッププレミアムプラン(スタンダード、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド)
無料プラン
無料プランは年会費無料。
利用できる倉庫は、カリフォルニア州とオーストリア。
セールスタックスゼロのオレゴン州の倉庫は使えないものの、金額が1万円前後のお買い物であれば、州税も大きな金額にはなりません。
まずは、無料プランでも問題ないでしょう。
有料メンバーシッププレミアムプラン
月払い「USD10」、年払い「USD60」の有料メンバーシップに登録すると、州税ゼロのオレゴン州倉庫利用、無料の保管期間45日などのメリットがあります。
さらに、年払い「USD60」の場合に限っては、発送や友人紹介をするとステータス判定のポイントを獲得でき、5段階(スタンダード、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド)のステータスにより送料割引などの恩恵を受けられます。
Shipitoの使い方
- 会員登録
- 倉庫の住所を利用し、商品を注文
- 到着アイテムの税関申告
- 配送業者を選択
- 決済
- 商品受け取り
会員登録
まずは、Shipitoの会員登録を完了しましょう。
倉庫の住所を利用し、商品を注文
Shipitoに会員登録後、ログインを行って「マイ倉庫の住所」をクリックすると、上記画面が表示されます。
左側がカリフォルニアの住所、右側がヨーロッパの住所。
カリフォルニアの住所を利用する場合は、利用する通販サイトのDelivery Addressに下記のように入力します。
Address1:444 Alaska Avenue
Address2:Suite ******
City:Torrance
Province:California
Postal/Zip Code:90503
Suiteの隣にある6桁の数字は、各個人に振り分けられている番号です。
個人情報になるため、上記では******に置き換えています。
到着アイテムの税関申告
注文した商品がShipitoの倉庫に届くと、「Shipito お荷物到着のお知らせ」が登録メールアドレスに届きます。
Shipitoにログインをすると、「倉庫の荷物」の「要対応」の画面にて、倉庫に到着した商品を確認できます。
発送元、到着した商品の外見の写真、重量、寸法、保管期間残り、到着日が記載されています。
商品の外観写真は、クリックすることで拡大表示できます。
「税関申告する」をクリック。
発送する荷物の内容や、購入した商品の詳細・申告価格を入力します。
入力を終えたら「保存する」をクリック。
配送業者を選択
続いて、「荷物の発送手続き」に移ります。
「1つの荷物」「複数の荷物」「同梱」の3つから、発送手続きを選択。
今回は荷物が1つだけのため、「1つの荷物を発送する」を選択。
発送する荷物にチェックを入れ、「続ける」をクリック。
「配送先住所を選択」する画面にて、「+ 新しい配送先住所を追加する」タブをクリック。
配送先の住所・電話番号を英語で入力して「保存する」をクリック。
「この住所宛に配送する」の欄に、登録した住所が記載されていることを確認し、「続ける」をクリック。
配送業者を選択します。
今回は以下の5種類から選べました。
Shipito Preferred Carrier with Sagawa Express、DHL Express、USPS Priority Mail、UPS Worldwide Expedited、UPS Worldwide Saver
最も安い「Shipito Preferred Carrier with Sagawa Express」を選んでみました。
配送保険の有無を選択し、「続ける」をクリック。
先般、税関申告で入力した商品について、追加情報「カテゴリ」を商品ごとに選びます。
最適解なのかはさておき、上記のようにカテゴリを選びました。
「続ける」をクリック。
追加オプションが必要であれば選択します。
内容物の写真撮影、割れ物注意シールの貼付、商品から値札を外す…など。
決済
お支払い画面にて、支払方法を選びます。
VISA、マスターカード、JCB、アメリカンエキスプレスのほか、PayPalやビットコインでの決済も可能。
割引のクーポンコードをお持ちの場合は、入力して「適用する」をクリックします。
今回は初めての購入のため、クーポンコード「FirstTime!」を適用し、10%の割引を受けられました。
画面の注文が概要には、クーポン適用後の金額が反映されています。
今回の配送の最終金額は、USD64.44です。
「支払う」をクリック。
クレジットカード番号、カード名義、有効期限、セキュリティコードを入力。
「続行」をクリック。
支払いが完了しました。
商品受け取り
出荷が完了すると、Shipitoからメールでお知らせが届きます。
ログイン後、「出荷済荷物」「配送中」をチェック。
「追跡履歴を見る」をクリックすると、配送追跡を確認できます。
今回のスケジュールは、以下の通り。
- 8/14 アメリカの倉庫に荷物到着・決済
- 8/17 出荷
- 8/19 日本(成田空港)到着
- 8/22 北海道の自宅に荷物が到着
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