Amazon.comで購入した商品は世界130の国と地域に発送できる
Amazonの本家本元であるアメリカの「Amazon.com」では、購入した商品を世界130の国と地域に発送できます(AmazonGlobal International Shipping)。
その配送先には日本も含まれており、Amazon.comで購入した商品をダイレクトに日本の住所へ配送することが可能です。
Amazon.comで購入・個人輸入するメリット
- 日本のアマゾン(Amazon.co.jp)にはない商品が多数
- 日本のアマゾン(Amazon.co.jp)の並行輸入品よりも割安に購入できる
日本のアマゾン(Amazon.co.jp)にはない商品が多数
アメリカのAmazon.comには、日本のアマゾン(Amazon.co.jp)にはない商品が多数あります。
ホーム&キッチン、ファッション、スポーツ&アウトドア、ヘルス、ビューティ、電子機器まで。
多数のラインナップから、自分が欲しい商品に出会えるかもしれません。
日本のアマゾン(Amazon.co.jp)の並行輸入品よりも割安に購入できる
日本のアマゾン(Amazon.co.jp)を検索していると、商品名に「並行輸入品」の表記を見かけることがあります。
同じ商品をアメリカのAmazon.comでも検索してみてください。
Amazon.comに並ぶ商品の方が、価格が割安であるケースが多いです。
中には、半額以下で買えるものもあります。
商品価格に日本への配送料を含めた総額で計算しても、Amazon.comで購入した方が安くなるケースが多いでしょう。
Amazon.comで個人輸入する際に注意すべき点
Amazon.comで個人輸入する際に注意すべき点は、以下の3つ。
- 輸入禁止品
- 輸入規制品
- 関税
輸入禁止品
日本国の関税法において、「輸入が禁止されているもの」があります。
輸入禁止品については、税関の公式サイト(下記リンク)をご確認ください。
輸入規制品
日本国の関税法において、「輸入が規制されているもの」があります。
輸入禁止品については、税関の公式サイト(下記リンク)をご確認ください。
関税
Amazon.comに限らず、海外の通販を利用して個人輸入する場合、関税がかかります(下記URL 税関:Japan Customs参照)。
個人で使用する目的の場合、「関税 = 課税価格(海外小売価格 × 0.6) × 関税率」
ただし関税には「非課税枠」があり、課税価格が10,000円以下の場合は、関税が免除になります。
「税関公式サイトの計算方法」にあてはめた場合、「海外小売価格16,666円以下の個人輸入は関税免除」となり、「16,667円を超える場合には関税」がかかります。
Amazon.comから日本へ配送する方法は大きく2通り
Amazon.comから日本へ発送する方法は、以下の2つ。
- Amazon.comからダイレクトに日本の住所に発送する
- 海外転送サービスを利用して日本の住所に転送する
Amazon.comからダイレクトに日本の住所に発送する
Amazon.comの商品ページにて、商品価格(Price)の隣に「+ No Import Fees Deposit & $**.** Shipping to Japan」の記載がある場合、Amazon.comで購入した商品をダイレクトに日本の住所へ発送できます。
海外転送サービスを利用して日本の住所に転送する
Amazon.comの商品ページにて、赤字で「Currently unavailable.」の記載がある場合、Amazon.comで購入した商品をダイレクトに日本の住所へ発送することはできません。
この場合、アメリカの住所を取得して日本へ転送できる「海外転送サービス」を利用すれば、日本への配送が可能です。
代表的な海外転送サービスには、日本語対応のOPAS(オパス)、Shipito(シッピトゥ)、MyUS.com、PLANET EXPRESSがあります。
補足
「Currently unavailable.」の下に「We don’t know when or if this item will be back in stock.(いつ、この商品が再入荷されるか分かりません)」の表示があるため、一見すると在庫切れのように見えます。
ここで、配送先の住所をアメリカの住所にすると、商品価格が表示され、在庫を確認できます。
つまり、この商品は「在庫があっても日本への配送そのものを行っていない商品」ということです。
Amazon.com(アメリカ)の購入方法・個人輸入する方法
- 会員登録
- 住所の登録
- お支払い方法(クレジットカード)の登録
- 購入手続き
- 配送
会員登録
まずは、Amazon.comの会員登録を行います。
日本のAmazon.co.jpの会員とは「別アカウント」になるため、Amazon.comでの新規会員登録が必要です。
画面右上の「New customer? Start here」をクリック。
名前、メールアドレス、パスワード、パスワード(確認)を入力。
「Create your Amazon account」をクリックすると、新規会員登録が完了します。
住所の登録
住所の登録をします。
上部の「Hello, Account & Lists」をクリックして、「Your Account」を表示。
画面下部にある「Your addresses」をクリック。
「+Add Address」をクリック。
「Country/Region」の欄を「Japan」に設定。
英語で住所を入力します。
〒144-0043 東京都大田区羽田5丁目29番8号 羽田メゾン1101号室
Street Address
住所
#1101 Haneda Maison, 5-29-8, Haneda
City
市区町村
Ota-ku
State / Province / Region
都道府県
Tokyo
Zip Code
郵便番号
144-0043
Phone Number
日本の国番号は+81です。
国番号+81に、最初の0を取った電話番号を入力します。
09012345678
+819012345678
0312345678
+813012345678
お支払い方法(クレジットカード)の登録
お支払い方法(クレジットカード)の登録をします。
上部の「Hello, Account & Lists」をクリックして、「Your Account」を表示。
画面中央にあるアイコン「Your Payments」をクリック。
画面中央部「Add a New Payment Method」の項目にある「Add a credit or debit card」のボタンをクリック。
クレジットカード番号、氏名、有効期限を入力し、「Add your card」をクリックして追加。
国際ブランドはVISA、Master Card、AMERICAN EXPRESS、Diners Clubのほか、日本のJCBにも対応。
クレジットカードの登録が完了しました。
購入手続き
買いたい商品の画面で「Add to Cart」をクリックすると、お買い物カゴに入ります。
「Qty」はquantityの略で、注文個数です。
「Proceed to checkout」をクリックすると、注文確認画面に移動します。
「Select a shipping address」の画面で、配送先を選択します。
「Deliver to this address」をクリック。
「Select a payment method」で支払い方法を選択。
「Please tell us the currency of your card」の箇所で、「日本円で支払う」か「他の通貨で支払うか」を選べます。
結論としては「USD」でのお支払いを推奨します。
なぜなら、「クレジットカード各国際ブランドが設定する事務手数料(2%前後)の方が良い」ため。
補足として、Amazon.comに限らず、海外旅行等でクレジットカード決済する際にも「日本円」よりも「現地通貨」で決済した方が割安です。
「Review your order」の画面は、購入完了前の最後の画面です。
「Delivery:July 2, 2021」は、2021年7月2日配送予定の意味です。
「Choose a delivery option」のラジオボタンで配送料金・配送スピードを選べます。
最後に、商品金額(Items)、配送料金(Shipping & handling)、総額(Order total)確認。
問題なければ、「Place your order」をクリックして注文を確定します。
配送・配送追跡
配送状況は「Your Orders」にて確認できます。
「Track package」をクリック。
配送追跡できます。
Ordered Saturday, June 19(6月19日 土曜日に注文)
Shipped(出荷)
Out for delivery(配達中)
Arriving July 2(到着予定 7月2日)
出荷が終わり配送手続きに入ると、「See all upadtes」にて詳細を確認できます。
無事に日本の住所に商品が到着しました。
今回は「関税の非課税範囲内での個人輸入」のため、関税の支払いはありません。
関税を支払う必要がある場合は、荷物の受け取り時に配送業者(今回の場合はクロネコヤマト)経由で支払います。
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