根菜

干しごぼうの作り方乱切り・細切りの干し時間・保存方法・炊き込みご飯

更新

乱切りにして干し上がった干しごぼう

ごぼうは食物繊維を多く含む根菜で、カリウムやマグネシウムなどのミネラルも含みます。干すと独特の香りと味がいっそう濃くなり、旨味が増します。水分が抜けるぶん、煮物にすると調味料がよくしみます。

ささがきや皮むきに手間がかかるごぼうも、時間のあるときにまとめて切って干しておけば、使いたいときにすぐ使えます。

干し時間 保存
ドライ 2〜4日 常温 1か月(梅雨・夏は冷蔵)
セミドライ 3〜5時間 冷蔵 4〜5日

干し時間は、晴れた日の日中に干して夜は取り込んだ場合の目安です。

干しごぼうの作り方

  1. 泥と皮を落とす:たわしでやさしくこすって泥を落とします。ごぼうは皮のすぐ下に香りと旨味があるので、包丁で皮をむかず、こするだけにします。
  2. 切る:ひと口大の乱切り、または細切りにします。
  3. アクを抜く:水に10分ほどさらしてアクを抜きます。長くさらしすぎると香りも抜けるので、10分ほどで十分です。
  4. 水気を拭いて干す:キッチンペーパーで水気をしっかり拭き、重ならないようにざるに並べます。日当たりと風通しのよい場所に置き、夕方には取り込みます。

干す場所や時間帯は「干し野菜の干し方」、道具は「干し野菜づくりの道具・ネット」で紹介しています。

乱切り

ドライ(2〜4日)

乱切りにして干し上がった干しごぼう

ひと回り小さく縮み、色が濃くなって、指で押しても弾力がなくカチッと硬くなれば完成です。厚みのある中心が乾きにくいので、大きいものを割って確かめます。

セミドライ(3〜5時間)

乱切りのごぼうを数時間干したセミドライ

表面が乾いた状態です。そのまま煮物やきんぴらに使うと、味がよくしみます。

日々の変化を愉しむ

干す前

乱切りにしてざるに並べた、干す前のごぼう

1日経過

乱切りのごぼうを干して1日経過

2日経過

乱切りのごぼうを干して2日経過し、ドライに仕上がったところ

細切り

細切りにして干し上がった干しごぼう

細切りにして干しておくと、炊き込みご飯、きんぴら、サラダ、和え物にすぐ使えて便利です。乱切りより早く乾きます。

セミドライ

細切りのごぼうのセミドライ

日々の変化を愉しむ

干す前

細切りにしてざるに広げた、干す前のごぼう

1日経過

細切りのごぼうを干して1日経過

2日経過

細切りのごぼうを干して2日経過し、ドライに仕上がったところ

保存方法

保存袋に入れた干しごぼう
  • ドライ:完全に乾いたものを、乾燥剤と一緒に保存袋や密閉容器に入れ、直射日光の当たらない涼しい場所で1か月ほど。湿気の多い梅雨や夏は冷蔵庫へ。
  • セミドライ:保存袋に入れて冷蔵し、4〜5日で使いきります。
  • 冷凍:ドライもセミドライも冷凍でき、2〜3か月もちます。

白や緑のふわふわしたもの、黒い点、いやなにおいが出たら、カビや傷みのサインです。食べずに処分してください。保存方法全体は「干し野菜の保存方法」にまとめています。

戻し方・使い方

  • 戻す:ドライはさっと洗い、細切りなら3〜5分、乱切りなら10分ほど水につけて戻します。
  • 戻さずに使う:豚汁、味噌汁、煮物には、洗ってそのまま入れられます。
  • 向いている料理:きんぴら、筑前煮、炊き込みご飯、ごぼうサラダ、かき揚げ。
  • ごぼう茶:細切りや薄切りをカラカラに干し、フライパンで弱火でからいりすると、香ばしいごぼう茶になります。

干しごぼうのレシピ

干しごぼうと干し人参の炊き込みご飯

茶碗に盛った、干しごぼうと干し人参の炊き込みご飯

材料(2人分)

  • 干しごぼう(ドライの細切り) 1/2本分
  • 干し人参(ドライの細切り) 1/4本分
  • 米 1合
  • 水 1カップ(200ml)
  • A:醤油 大さじ1、酒 大さじ2

作り方

  1. 干しごぼうは水でさっと洗い、分量外の水に3分つけて戻す。戻し汁は捨てる。
  2. 干し人参は水でさっと洗い、分量の水(200ml)に3分つけて戻す。戻し汁は捨てない。
  3. 米を研いでザルにあげておく。
  4. 戻した干しごぼうと干し人参に、Aをかけてなじませる。
  5. 炊飯器に③の米と④を入れ、②の戻し汁を加えて炊く。
炊飯器で炊き上がった、干しごぼうと干し人参の炊き込みご飯

炊き上がったら「干し青じそ」を混ぜても香りよく仕上がります。具材を干しきのこにしても◎。「干し人参」の作り方も紹介しています。

同じ根菜の干し方

干し野菜をつくろう