果菜

干しとうもろこしの作り方実とひげの干し方・保存方法・ひげ茶の淹れ方

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実をほぐして干し上がった干しとうもろこし

夏が旬の甘いとうもろこし(スイートコーン)。実の根元の胚芽部分に栄養があり、ビタミンB群やカリウム、マグネシウム、食物繊維を含みます。

とうもろこしは収穫したときから甘みがどんどん落ちていく野菜です。たくさん手に入ったら、早めに干してしまうのがおすすめ。生のみずみずしさは少なくなりますが、凝縮された深い甘みとプチプチした食感を楽しめます。

捨ててしまいがちなひげも、干せば香ばしいお茶になります。

干し時間 保存
実(ドライ) 4〜6日 常温 1か月(梅雨・夏は冷蔵)
ひげ(ドライ) 3〜4日 常温 3か月

干し時間は、晴れた日の日中に干して夜は取り込んだ場合の目安です。

干しとうもろこしの作り方

  1. 実をはずす:包丁で実を根元から削ぎ落とすか、1列だけ包丁で取ってから、残りを親指で押して1粒ずつはずします。根元から取ると、栄養のある胚芽まで残せます。
  2. ばらして並べる:くっついている実を1粒ずつばらし、重ならないようにざるに広げます。
  3. 干す:日当たりと風通しのよい場所に置き、1日に1〜2回ざるをゆすって実を転がします。夕方には取り込みます。

干す場所や時間帯は「干し野菜の干し方」、道具は「干し野菜づくりの道具・ネット」で紹介しています。

干し上がりの目安

ドライ(4〜6日)

実をほぐして干し上がった干しとうもろこし

粒がしぼんでしわが寄り、色が濃い黄色になって、指でつまんでも硬く、つぶれなくなれば完成です。

日々の変化を愉しむ

干す前

実をほぐしてざるに広げた、干す前のとうもろこし

1日経過

とうもろこしの実を干して1日経過

2日経過

とうもろこしの実を干して2日経過

3日経過

とうもろこしの実を干して3日経過

4日経過

とうもろこしの実を干して4日経過

5日経過

とうもろこしの実を干して5日経過し、ドライに仕上がったところ

とうもろこしのひげ

干し上がったとうもろこしのひげ

とうもろこしのひげは「南蛮毛(なんばんげ)」とも呼ばれ、昔からお茶として飲まれてきました。干してから煮出すと、ほんのりコーンの甘みを感じる、香ばしいお茶になります。

作り方

  1. ひげを取る:皮をむくときに、ひげをまとめて取ります。先の茶色く乾いた部分は切り落とし、きれいな部分だけを使います。
  2. 洗う:さっと水で洗い、水気を拭きます。
  3. 干す:適当な長さに切り、風で飛ばされないようにネットに入れて干します。3〜4日でカラカラになります。

日々の変化を愉しむ

干す前

ざるに広げた、干す前のとうもろこしのひげ

1日経過

とうもろこしのひげを干して1日経過

2日経過

とうもろこしのひげを干して2日経過

3日経過

とうもろこしのひげを干して3日経過

4日経過

とうもろこしのひげを干して4日経過し、カラカラに乾いたところ

とうもろこしのひげ茶

グラスに注いだとうもろこしのひげ茶

ほんのりした甘さと香ばしさのある、やさしい味わいのお茶です。

  1. 鍋に水1リットルと、干したひげをひとつかみ(5gほど)入れる。
  2. 火にかけ、沸騰したら弱火で20〜25分煮出す。
  3. 茶こしでこして完成。冷やしてもおいしく飲めます。

先にひげをフライパンで軽くからいりすると、香ばしさが増します。作ったお茶は冷蔵庫で保存し、その日のうちに飲みきります。

保存方法

保存袋に入れた干しとうもろこし
保存袋に入れた干したとうもろこしのひげ
  • 実:完全に乾いたものを、乾燥剤と一緒に保存袋や密閉容器に入れ、直射日光の当たらない涼しい場所で1か月ほど。湿気の多い梅雨や夏は冷蔵庫へ。冷凍なら2〜3か月もちます。
  • ひげ:カラカラに乾いたものを乾燥剤と一緒に密閉容器に入れ、常温で3か月ほど。

白や緑のふわふわしたもの、黒い点、いやなにおいが出たら、カビや傷みのサインです。食べずに処分してください。保存方法全体は「干し野菜の保存方法」にまとめています。

戻し方・使い方

  • 炊き込みご飯:米1合に干しとうもろこし大さじ2〜3を、洗ってそのまま加えて炊くだけ。甘いとうもろこしご飯になります。
  • スープ:コーンスープやチャウダーには、そのまま入れて煮込みます。
  • 戻す:サラダやかき揚げにする場合は、水に1〜2時間つけて戻し、さっとゆでます。

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