芋類
干しじゃがいもの作り方下ゆでしてから干す・干し時間・保存方法・レシピ
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じゃがいもは、ビタミンCやビタミンB6、カリウムを含みます。じゃがいものビタミンCはでんぷんに守られていて、加熱しても壊れにくいのが特徴です。
干すと甘みが増し、もっちりとした食感になります。水分が抜けているので、煮物にすると味がよくしみます。
生のまま切って干すと、切り口が空気に触れて黒っぽく変色してしまいます。ドライにする場合は、塩ゆでしてから干すのがポイントです。今回は「インカのめざめ」で作りましたが、ほかの品種も干し方は同じです。
| 干し時間 | 保存 | |
|---|---|---|
| ドライ(ゆでてから) | 3〜4日 | 常温 3週間(梅雨・夏は冷蔵) |
| セミドライ(生のまま) | 3時間〜半日 | 冷蔵 3日 |
干し時間は、晴れた日の日中に干して夜は取り込んだ場合の目安です。
干しじゃがいもの作り方
- 芽と緑の部分を取る:じゃがいもの芽や、日に当たって緑色になった皮には、ソラニンなどの天然毒素が含まれます。芽は根元からえぐり取り、緑色の部分は厚めにむいて取り除きます。
- 切る:皮をよく洗い、皮付きのまま1cmほどの輪切りにします。
- 塩ゆでする:1%の塩水(水1リットルに塩小さじ2ほど)で5分ゆでます。竹串がすっと通る手前くらいが目安です。
- 水気を拭いて干す:キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取り、重ならないようにざるに並べます。日当たりと風通しのよい場所に置き、1日に1回ほど裏返して、夕方には取り込みます。
セミドライにする場合は、ゆでずに、切ってから水に10分さらしてアクを抜き、水気を拭いて半日ほど干します。
干す場所や時間帯は「干し野菜の干し方」、道具は「干し野菜づくりの道具・ネット」で紹介しています。
干し上がりの目安
ドライ(3〜4日)

ひと回り小さく縮み、表面が濃い茶色になって、カチッと硬くなれば完成です(色の濃さは品種によって変わります)。
セミドライ(3時間〜半日)

表面が乾いた状態です。そのまま焼いたり揚げたりすると、外はカリッと、中はほくほくに仕上がります。
日々の変化を愉しむ
干す前

1日経過

2日経過

3日経過

保存方法

- ドライ:完全に乾いたものを、乾燥剤と一緒に保存袋や密閉容器に入れ、直射日光の当たらない涼しい場所で3週間ほど。湿気の多い梅雨や夏は冷蔵庫へ。
- セミドライ:保存袋に入れて冷蔵し、3日ほどで使いきります。
- 冷凍:ドライは冷凍でき、1〜2か月もちます。
白や緑のふわふわしたもの、黒い点、いやなにおいが出たら、カビや傷みのサインです。食べずに処分してください。保存方法全体は「干し野菜の保存方法」にまとめています。
戻し方・使い方
- 戻す:ドライはお湯に15分ほどつけて戻します。
- 戻さずに使う:カレー、シチュー、ポトフ、味噌汁には、そのまま入れて長めに煮込みます。煮くずれしにくく、もっちりした食感になります。
- 向いている料理:煮物、煮っころがし、炒め物、ジャーマンポテト。
干しじゃがいものレシピ
干しじゃがいもとひき肉のピリ辛オイスター煮

材料(2人分)
- 干しじゃがいも(ドライ) 2個分
- 豚ひき肉 120g
- ごま油 大さじ1/2
- にんにく 1片
- 生姜 1片
- 赤唐辛子 適量
- 塩 少々
- 酒 大さじ1
- 水 2カップ(400ml)
- オイスターソース 小さじ1
- 干し青じそ(あれば)
作り方
- 干しじゃがいもはお湯に15分つけて戻す。にんにくと生姜はみじん切りにする。
- フライパンにごま油を熱し、にんにく、生姜、唐辛子、ひき肉を中火で炒める。
- ひき肉の色が変わったら塩少々をふり、水気を切った①のじゃがいもを加えて、全体に油がまわるまで炒める。
- 酒と分量の水を加え、沸騰したらふたをして弱火で25分煮込む。オイスターソースを加え、ふたを取って中火で5分煮る。
- 器に盛り、あれば干し青じそをふって完成。
「干し青じそ」は香りがよく、見た目も華やかになります。


