果菜

干しししとうの作り方干し時間・保存方法・使い方

更新

切り込みを入れて干し上がった干しししとう

ししとうは、正式には「獅子唐辛子(ししとうがらし)」。唐辛子の仲間ですが、ほとんど辛くない甘味種です。βカロテンやビタミンCを含みます。

干すと味と香りが強まり、歯ごたえも増します。さっとゆでてごま油で和えるだけで、おつまみになります。

ししとうは皮が厚く、干してもカラカラにはならず、やわらかいまま仕上がります。そのため、ほかの干し野菜より日持ちしません。保存は冷蔵を基本にしてください。

干し時間 保存
ドライ 3〜4日 冷蔵 2週間
セミドライ 半日 冷蔵 5日

干し時間は、晴れた日の日中に干して夜は取り込んだ場合の目安です。

干しししとうの作り方

  1. 洗う:水で洗い、キッチンペーパーで水気をよく拭きます。
  2. 切り込みを入れる:ヘタは付けたまま、包丁で縦に1本切り込みを入れます。中の空気と水分が抜けやすくなり、加熱したときの破裂も防げます。
  3. 並べて干す:切り込みを上にしてざるに並べ、日当たりと風通しのよい場所へ。1日に1回ほど転がして向きを変え、夕方には取り込みます。
  4. 早めに切り上げる:長く干すほどカビが出やすくなります。4日たっても乾ききらない場合は、そこで干すのをやめて冷蔵庫へ入れます。

干す場所や時間帯は「干し野菜の干し方」、道具は「干し野菜づくりの道具・ネット」で紹介しています。

干し上がりの目安

ドライ(3〜4日)

切り込みを入れて干し上がった干しししとう

色がくすんだ緑になってしわが寄り、全体がひと回り小さく縮めば完成です。触るとやわらかさは残りますが、指で押しても水分がにじまない状態が目安です。

セミドライ(半日)

ししとうを半日干したセミドライ

表面が乾いて、少ししんなりした状態です。焼いたり炒めたりすると、生よりも香ばしく仕上がります。

日々の変化を愉しむ

干す前

縦に切り込みを入れてざるに並べた、干す前のししとう

1日経過

ししとうを干して1日経過

2日経過

ししとうを干して2日経過

3日経過

ししとうを干して3日経過

4日経過

ししとうを干して4日経過し、ドライに仕上がったところ

保存方法

  • ドライ:保存袋に入れて冷蔵し、2週間ほどで使いきります。やわらかさが残るので、常温保存には向きません。
  • セミドライ:保存袋に入れて冷蔵し、5日ほどで使いきります。
  • 冷凍:どちらも冷凍でき、1か月ほどもちます。凍ったまま炒め物や煮物に使えます。

白や緑のふわふわしたもの、黒い点、いやなにおいが出たら、カビや傷みのサインです。食べずに処分してください。保存方法全体は「干し野菜の保存方法」にまとめています。

使い方

  • ゆでて和える:さっと1分ほどゆでて、ごま油と塩、または醤油とかつお節で和えます。
  • 焼く・炒める:戻さずにそのまま、焼き浸し、じゃこ炒め、きんぴらに。
  • 煮る:甘辛く煮ると、ご飯のおともになります。

ごくまれに辛いものが混ざることがあります。干すと辛みも濃くなるので、気になる場合は少しかじって確かめてから使ってください。

同じ果菜の干し方

干し野菜をつくろう