果菜

干し茄子の作り方輪切り・縦切りの干し時間とアク抜き・保存方法・レシピ

更新

輪切りにして干し上がった干し茄子

茄子は干すと水分が抜けて味が濃くなり、スポンジのように調味料をよく吸うようになります。煮物や炒め物に使うと、生の茄子より味がしっかりしみて、肉のような食べごたえが出ます。

紫色の皮には、ポリフェノールの一種「ナスニン」が含まれています。皮ごと干して、皮ごと食べるのがおすすめです。

干し時間 保存
ドライ 2〜3日 常温 3週間(梅雨・夏は冷蔵)
セミドライ 半日 冷蔵 5日

干し時間は、晴れた日の日中に干して夜は取り込んだ場合の目安です。

干し茄子の作り方

  1. 切る:ヘタを落とし、1cmの輪切りにします。縦切りにする場合は、大きさに合わせて縦に6〜8等分にします。
  2. アク抜き:濃いめの塩水(水500mlに塩小さじ1ほど)に15分つけます。アクが抜けて、干している間の変色もおさえられます。
  3. 水気を拭く:キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。水分が残っていると乾きにくく、カビの原因になります。
  4. 並べて干す:重ならないようにざるに並べ、日当たりと風通しのよい場所へ。1日に1回ほど裏返し、夕方には取り込みます。

干す場所や時間帯は「干し野菜の干し方」、道具は「干し野菜づくりの道具・ネット」で紹介しています。

輪切り

ドライ(2〜3日)

輪切りにして干し上がった干し茄子

茶色く縮んで、指で押しても弾力がなく、軽く曲げると折れるくらいになれば完成です。厚みのある中心部が乾きにくいので、そこを触って確かめます。

セミドライ(半日)

輪切りの茄子を半日干したセミドライ

表面が乾いてしんなりした状態。戻さずにそのまま炒め物や揚げ浸しに使えます。油の吸いすぎもおさえられます。

日々の変化を愉しむ

干す前

1cmの輪切りにしてざるに並べた、干す前の茄子

1日経過

輪切りの茄子を干して1日経過

2日経過

輪切りの茄子を干して2日経過し、ドライに仕上がったところ

縦切り

縦切りにして干し上がった干し茄子

縦に6〜8等分にカットします。皮が付いた細長い形なので、戻すと煮物や炒め物で存在感のある具になります。輪切りと同じく、2日ほどでドライに仕上がりました。

セミドライ

縦切りの茄子のセミドライ

日々の変化を愉しむ

干す前

縦に切ってざるに並べた、干す前の茄子

1日経過

縦切りの茄子を干して1日経過

2日経過

縦切りの茄子を干して2日経過

保存方法

保存袋に入れた輪切りと縦切りの干し茄子
  • ドライ:完全に乾いたものを、乾燥剤と一緒に保存袋や密閉容器に入れ、直射日光の当たらない涼しい場所で3週間ほど。湿気の多い梅雨や夏は冷蔵庫へ。
  • セミドライ:保存袋に入れて冷蔵し、5日ほどで使いきります。
  • 冷凍:ドライもセミドライも冷凍でき、1〜2か月もちます。

白や緑のふわふわしたもの、黒い点、いやなにおいが出たら、カビや傷みのサインです。食べずに処分してください。保存方法全体は「干し野菜の保存方法」にまとめています。

戻し方・使い方

  • 戻す:ドライは水に10分ほどつけて戻します。気になる場合は、さっと下ゆでするとえぐみが抜けます。
  • 戻さずに使う:味噌汁、スープ、カレー、煮物には、洗ってそのまま入れられます。煮汁を吸って、味がよくしみます。
  • 向いている料理:揚げ浸し、麻婆茄子、キーマカレー、みそ炒め、煮びたし。

干し茄子のレシピ

干し茄子と干しエリンギのコチュジャン炒め

干し茄子と干しエリンギのコチュジャン炒め

材料(2人分)

  • 干し茄子(ドライ) 1本分
  • 干しエリンギ(ドライ) 2本分
  • A:コチュジャン 小さじ1、醤油 小さじ1、みりん 小さじ2、酒 大さじ1
  • ごま油 大さじ1
  • すりごま 適量
  • 干し青じそ(あれば)

作り方

  1. 干し茄子は水に10分つけて戻し、さっと下ゆでして水気を拭く。干しエリンギは水に10分つけて戻し、水気を拭く。
  2. フライパンにごま油を熱し、①を炒める。全体に油がまわったらAを加え、汁気が少なくなるまで炒める。
  3. 火を止めてすりごまをからめ、干し青じそをふって完成。

「干しエリンギ」や「干し青じそ」もストックしておくと便利です。

同じ果菜の干し方

干し野菜をつくろう